ペットの葬儀ってどうする?「家族」と同じ最後へ
2020年11月20日
あなたにとってペットはどのような存在ですか?時には子どもだったり、時には友達だったり、時には兄弟だったり、あなたにとってかけがえのない存在ではないでしょうか。
こちらの気持ちを読み取ってそっと寄り添ってくれたり、まるで気持ちがお互いわかるような不思議な存在ですよね。でも命あるもの、いつかは終わりがきます。それは人間も動物も同じこと。
亡くなったことに深く傷つき何も考えられないかもしれません。でもお別れはしっかりしてあげることが大切です。それはペットにとってはもちろんですが、残されたあなたや家族のために。あなたが前をむいて、また再び歩き出せるように。それが一番の亡くなったペットへの最期の贈り物ではないでしょうか?
ペットが亡くなってしまったら
愛する家族が亡くなってしまった時、それは様々な状況があります。長い間闘病をしていた場合、いきなり事故でなくなってしまった場合など。
息を引き取った姿を見届けた瞬間、次々に襲う悲しみに途方にくれるかもしれません。そんな時は、まずたくさん泣いていいんです。体に触れて、たくさん声をかけてあげてください。亡くなってしまったことは悲しい事ですが、同時に苦しみから解放されたことでもあります。頑張ったペットに優しい言葉と感謝の言葉をたくさん伝えてあげましょう。
亡くなってもまだすぐ側にいますから、かけた言葉はちゃんと聞いています。あなたが想う言葉をそのまま伝えてあげてください。色々考えるのはその後でいいのです。たくさん抱きしめてあげてください。
時間をゆっくりとって落ちつかれたら、一度葬儀社の方へご連絡をください。それからでも十分間に合いますので、どうぞご心配されないでください。
ペットとのお別れはどんな最期にしたいですか?
もし家族など近しい人を見送ったことがある人なら想像がつくかもしれませんが、ペットにとっても同じように見送ってあげることはできるのです。そんな中でまず大切なのがあなたがどう見送ってあげたいか、ということ。
そこで考えることは
- ・どのような棺や姿で送るか
- ・棺に何をいれてあげるか
- ・何か残しておきたいものはあるか
- ・遺影はどの写真にしたいか
最期だからと、特別なことはありません。もしペットがいつも着ていた服や飾り、首輪などがあれば身に着けてあげてください。また特別な思い出の服があればそれに着替えて送ってあげることもできます。
棺の中に入れるものも、「大丈夫だろうか?」と考えずに天国に一緒に持って行ってもらいたいものを考えてください。火葬の際に問題になるものがあれば、こちらで一部代えさせていただくこともあるかもしれませんが、できるだけご希望に沿えるよう対応しますので、ご心配されずお持ちください。
生前好きだったお菓子やぬいぐるみやおもちゃ、お手紙などみなさん色々入れてお見送りされています。大切なペットが新しい旅路に持って行くお供にはどんなものがいいだろうかと考えるといいかもしれませんね。
またその子が生きた証として、何か残しておきたいものはありますか?一部毛を切って残す方もいらっしゃいます。足跡を残してもいいでしょう。お体をきれにしてから写真を残すこともいいのではないでしょうか?
ペットの葬儀のかたち
ご葬儀に関してはご希望にそって様々なかたちをとることができます。最期までご家族が立ち合いをされてお見送りすることもできますし、それがお辛いということであれば準備からご希望するところまでこちらでさせていただくこともできます。
ご家族と同じようにと望まれる場合は最後までのお立ち会いをおすすめします。ご葬儀から火葬まで立ち会いをされて、最期ご家族の方がお骨を骨壺まで納めていただくまで、こちらがサポートいたします。
どんな形にせよ、ご家族が最後一生懸命考えて見送ってあげたということがペットにとって一番嬉しく大切なことですので、形だけにこだわらず考えていただけたらなと思います。
大森ペット霊堂の思い
大森ペット霊堂では常に動物ファーストとして大切なペットのことを一番に考えたご葬儀を行っています。それは、もちろん大切な命ですからその命に誠意をもって対応していきたいということ。それともう一つは残されたご家族がペットの事を想い最後の時を後悔なく過ごすことで、帰りに少しでも笑顔になっていただきたいから。
ご葬儀というのは、亡くなったペットを新たな旅へと送り出すとともに、残された人の心のケアをする役割もあると思うのです。悲しみは消えることはないでしょうが、その悲しみをご葬儀の間だけでも私たちが共有できたらと思っております。
まとめ
大切なペットが亡くなってしまったら、まずはしっかりお別れの時間をとりましょう。先のことなど気にせずに残された体をたくさん抱きしめてお別れの言葉を告げてあげてください。
そして次に考える事はどのような最期にしたいかということ
- ・どのような棺や姿で送ってあげたいか
- ・棺に何を入れたいか
- ・何か残しておきたいもの
- ・遺影はどうするか
「ペットだから」「最後だから」ではなく、家族の一員としてその子らしい姿で、新たな旅立ちができるお手伝いをしてあげてください。
そして葬儀の形はそれぞれです。家族がペットの事を思い考えた葬儀はきっと喜ばれるはずです。
大森ペット霊堂では動物ファーストを掲げ葬儀をおこなっております。大切な家族であるペットと残されたご家族が共に笑顔でお別れできるようお手伝いをさせていただけたらと思っております。
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