ペット霊園の評判をみて押さえておきたい3つのポイント
2020年11月20日
我が子のように可愛がっていたペットが亡くなってしまったら…そう考えるだけでも胸が苦しい…
これまで共に過ごし素敵な思い出をつくってきたペットには、ちゃんとした終の棲家を用意したあげたいもの。
のちのちまで供養しお参りしてあげたいその気持ちを叶えるためにも、ペット霊園の選び方はとても重要ですね。
ペット霊園は全国に2000ヶ所以上ありますが、残念ながら中には利益主義の悪徳業者などと評判の悪いものも聞かれます。
今回は、ペット霊園の評判をみて是非ここだけは押さえておきたい3つのポイントと、選ぶ時に評判や実績よりももっと大切にしたいことをお話したいと思います。
目次
ペット霊園の利用は安心できる?
ペット霊園とはどんな場所で、自分の可愛いペットのためにどんなことをしてあげられるのでしょうか?
また、そこで働くスタッフはどんな人なのかみていきましょう。
どんな場所なの?
愛するペットが臨終を迎えたら、遺体の引き取りを始め葬儀や火葬、そして埋葬までの流れは人間と同じです。
公営の斎場や民営のペット火葬場で火葬や葬儀を行うこともできますが、納骨までサポートしてくれるペット霊園なら供養もできますよ。
納骨堂へお参りできるようになっていますから、寂しくなったらいつでも足を運ぶことができます。
また、ペット霊園では遺体の引き取りから葬儀や葬儀、そして埋葬だけではなく個別法要や定期的な供養祭を執り行っていることも。
従業員はどんな人?
ペット霊園で働くスタッフは、ペットの葬儀や火葬、供養までをしっかり行える能力や資格をもっていることが多いようです。
日本動物霊園協会が認める動物葬祭ディレクターという資格を有するスタッフがいるかどうかも、ペット霊園選びの参考になるでしょう。
資格検定試験では葬祭に関しての知識はもちろんのこと、ペットロスに陥った飼い主の心への寄り添い方なども学ぶといいます。
飼い主としては、ペット霊園の従業員が動物を愛する温かい心を持ち、動物のいのちを大切に思っている人にお願いしたいですよね。
評判をみて決める前に…知っておくべき3つのポイント
可愛いペットと家族みんなが納得できるペット霊園として評判のよい業者を選びたいところですが、その前に知っておくべき基本的な3つのポイントをご紹介したいと思います。
ペットのお葬式の種類と特徴
多くのペット霊園で執り行っている葬式の種類とその内容や特徴はコチラ
【個別立会葬儀】
家族みんなでペットを囲み心ゆくまでお別れの時を過ごせます。
棺の中にお花やペットが生前好きだった食べ物を入れたり、火葬後は自分の手でお骨上げも。
【個別一任葬】
愛するペットの葬儀や火葬に向き合えない場合や、どうしても時間の都合がつかない場合は、ペット霊園一任のもと個別に執り行ってもらえます。
収骨はできませんが、後日ペットの遺骨を引き取ることができます。
【合同葬】
他のペットと一緒に合同で葬儀や火葬を行います。
遺骨を引き取ることはできません。
お墓の種類とお参りや供養の仕方
また、火葬後の埋葬納骨は大きく2種類に分けられ、それぞれお参りや供養の仕方も異なるので必ず確認しておきましょう。
【個別納骨】
骨壺ごと納骨堂に安置される。
ペット霊園の開館時間内であればいつでもお参りや供養に行くことができます。
【合同納骨】
慰霊塔のような象徴的なお墓が置かれ、その中に他のペットと一緒に眠ります。
月例法要や定期的な供養祭が行われ、その案内が飼い主のもとへ知らされます。
オプションの参考内容
可愛がってきたペットは我が子同然、お別れや供養の仕方も自分達らしくやってあげたい。
そういった場合には、そのペット霊園にどんなオプションがあるか料金と共にチェックしてみましょう。
その一例をご紹介します。
- ・お別れセット
- バスケット棺や献花、持ち帰りができる遺影
- ・花祭壇
- ペット霊園での葬儀の他、自宅でのサービスもあり
- ・宗教や宗派の希望
- 多くは仏式の葬祭ですが、仏式の中でも宗派を希望したり神式やキリスト教式で依頼することも
- ・合同法要や個別法要など
ペットの火葬実績よりも大切にしたいこと
ペット霊園をHPで検索するとよいことばかり書かれています。
評判の良し悪しや実績も大切ですが、もっと大切なことがあるのではないでしょうか?
人間と同じように動物のいのちを扱ってくれるかどうか
動物のいのちを尊重しないペット霊園も中にはあるようです。
大事なペットの遺体を雑に扱われるなんて到底我慢できません。
人間と同じ、いのちあるものとして自分のペットを見送ってくれるかどうかは1番大切なことです。
ペットとの思い出を共感してもらえるか
ペットと飼い主の思い出は宝物。
それは自分たちにしか理解できないものかもしれませんが、ペット霊園のスタッフが共に寄り添い共感してもらえるかも重要です。
生前にスタッフといろいろな相談ができるとよいでしょう。
どこまで個別に対応してもらえるか
我が子同然のペットの葬儀や埋葬は一度限りのセレモニー。
飼い主とペットが最期まで満足のいくものにするためにどこまで対応してもらえるのかは、ペット霊園を選ぶ決め手にもなります。
これからずっと続く供養の対応範囲も確認したいところ。
まとめ
可愛いペットの最期は必ず迎えるもの。
できればその時は安らかに心穏やかに見送ってあげたいですよね。
ペット霊園ではそのお手伝いをしてくれる場所です。
しかし、評判がよいというだけで選ぶのではなく、ご自身とペットが共に納得のいくような葬儀や供養ができるのかしっかり見極めることが大切です。
生前に相談できるペット霊園も多いのでよく相談し、スタッフの人柄や霊園内の手入れの度合、雰囲気も合わせてチェックしましょう。
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