ペットロスは放っておかないで!重症化させないための対処法とは
2020年11月26日
大切な家族の死は本当に辛いものです。
それはペットも同じこと。
家族の一員としてまた人生の相棒として共に過ごしてきた時間が長ければ長いほど辛く感じます。
ペットを亡くしたことのある方なら誰でも経験したことのある「ペットロス」。
時間が解決してくれる場合もありますが重症化すると「ペットロス症候群」という心身的病へと変化していきます。
私も数年前にペットを亡くしました。とてもつらい出来事でした。
まさしくペットロスと言うべき状況でしたが何とか乗り越えることが出来ました。
もしもあなたが現在ペットロスならば早めの対処をおすすめします。
重症化する前にペットロスの対処法を実践してみてください。
目次
ペットロスが重症化してしまう一因とは
ペットロスとはペットを亡くした体験による悲しみの事を言います。
今まさにペットを亡くして悲しんでいる方・・・それがペットロスです。
ではこのペットロスが重症化するとどうなるのでしょうか。
またどんな状況がペットロス症候群になりやすいのでしょうか。
ペットロスの重症化とは?
ペットロスが重症化すると「ペットロス症候群」という病気になります。
このペットロス症候群とは悲しみの感情からうつ状態になり、混乱や否定、怒りや罪悪感という感情に心が支配され感情の起伏が激しくなり感情をうまくコントロールできなくなります。
そうなると自分一人ではこの状況を克服するのは難しくなります。
ペットロス症候群になりやすい状況は?
とくにペットを事故などで急に亡くした場合に強く表れるそう。
事故を未然に防げなかった自分自身に対しての怒りや罪悪感が強くなり混乱・自我の否定をするようになる・・・わかる気がしますよね。
事故だけでなく病気で亡くした場合にもペットロス症候群になることもあります。
ペットが病を患ったとき治療や介護には多かれ少なかれお金がかかります。
もし病が重く高額な治療費が払えず十分な治療を受けさせてあげられなかったとしたら・・・
やはりそれは後悔や罪悪感が生まれますよね。
ペットロス症候群にならないために出来ること
亡くなる理由は様々で人間と同じようにその理由や状況は選べませんし時期も選べません。
ならばどのように対処したら良いのでしょうか。
生前に出来ることと死後に出来ることをまとめてみました。
生前に出来ること
ペットはかわいいだけがペットではありません。
一つの大事な「命」です。
その命を最大限に守る努力を怠ってはいけません。
多くの飼い主の方はペットのため様々な安全策を講じていることと思います。
勿論私もそうしていましたし、今もしています。
その「最大限の」安全策を講じることが事こそがペットロス症候群を未然に防げる方法!
安全策は柵を取り付ける事やリードが離れないようにするという事だけにとどまりません。
病気に対してもそれが求められます。
定期検診を受けることやペット保険に入りお金に対しても備えておく事も安全策に含まれます。
また飼うときの覚悟は重要です。
どんなに覚悟していたとしても悲しいことは悲しいです。
しかし飼うときにもしも介護が必要になった場合しっかり面倒を見切れるか。
お仕事している方は仕事をしながらの介護で十分最後まで看取れるかなども考えておくことは大切ですよね。
死後出来ること
ペットの死の直後はやはりペットロスに陥るでしょう。
その悲しみを我慢しないことはペットロスを重症化させないことに繋がります。
家族の中でも悲しみ方は個々に違います。
その悲しみの温度差などから「いつまでも悲しい悲しい言ってたらだめだ!」など思わなくても良いんです。
悲しいなら悲しいままで声に出して泣くことが大切です。
またペットが亡くなってもお仕事に行かなくてはいけない状況はお辛いですよね。
そんな時は休んだっていいんです。
ペットが亡くなったから仕事を休むなんてと言う人がいるなら仮病を使ったって良いんです。
重症化しないために専門家がすすめていることとは?
もしも身内や友人に気持ちを上手に打ち明けられない様ならカウンセリングを受けることもおススメです。
カウンセリングは日本人には少しなじみが薄いかもしれませんが欧米ではペットが亡くなったときにカウンセリングを受けるのは普通のこと。
人に話す事で気持ちに整理が付けられます。
ペットロスでカウンセリングを受けた方が実際にすすめられた対処法もご紹介します。
新しいペットを飼い始める
中にはもう同じ気持ちになりたくないと思う方もいるかと思いますが、ペットはやはり癒しです。
私もペットの死は他のペットが慰めになり立ち直ることが出来ました。
葬儀を手厚く行う
後悔などを強く感じる場合は手厚い葬儀も慰めになります。
もうすでに火葬を済ませてしまった場合も、遺骨が手元にあるなら小さな祭壇を自宅に設けるなどして気持ちを落ち着かせるのもいいそうです。
亡くしたばかりの時は辛い気持ちが大きいものですが、上手に対処すれば楽しかった日々をまた思い出して笑顔になれるはずですよ。
まとめ
ペットロスは放っておくと重症化し「ペットロス症候群」へと変化してきます。
ペットロス症候群は深刻でうつ状態になり自分一人で立ち直るのはとても難しい問題です。
そうならないために生前出来ることは、定期健診などで健康面への配慮や保険加入、出来うるすべての安全策を講じることが大切です。
死後出来ることは悲しみを我慢しないことや新しいペットに癒しを求めること・・・
そして大切なことは一人で抱え込まないことです。
きっとあなたの気持ちを理解してくれる方がいるはずなので相談してみてくださいね。
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