鳥は飼いやすい?初心者でも育てやすいのはどの種類?
2020年11月29日
ここ最近は空前のペットブームがきていますが、そのなかでも鳥を飼ってみたい!!という人が増えてきています。
コロっと丸いフォルムや声を真似してくれたら、愛らしくて癒されますよね。
そんな鳥の飼育ですが
「鳥の飼育ってどうなの?」
「手乗りしてくれるまで懐いてくれるの?」
など、初めて鳥をペットとして迎えるには多くの不安が頭をよぎりますよね。。
そこで初心者でも懐きやすく、育てやすい鳥の種類を紹介していきます!
目次
ペットに鳥が選ばれる理由とは?
ペットといえば犬や猫が最初に浮かぶ人が多くて、鳥はペットの中ではマイナーかもしれません。
ですが、多くの人が鳥を飼ってみたいと思っているんです!
では、鳥がペットとして選ばれる理由について解説していきます。
価格や維持費がお手頃
犬や猫をペットショップで購入しようとすると10万円から高い種類だと30万円ほどすることが多いですよね。
また、エサ代やワクチンやその他の注射などなどペットにはお金がかかります。。
しかし、鳥はもともとの売られている価格がお手頃で、最初に揃えなければいけないものはケージくらいで、たくさんのものを購入する必要はありません。
またエサは私たちが食べている野菜をあげられるので、維持費もそこまでかからないんです!
人に懐いてくれる
SNSで手乗りや肩乗りなど、可愛い姿の投稿をよく見ますよね。
鳥は飼い主を最愛のパートナーと思うようになるとよく懐き、たくさんの表情を見せてくれます。
懐いてくれることを考えると飼育のしがいがありますよね。
ですが鳥の種類によって懐きやすい、そうではない鳥もいますし、人間もそれぞれに性格があるように鳥も懐きやすい種類であっても手乗りしなかったり、懐かない場合もあります。
場所を取らない
鳥を室内で飼う場合はケージを用意すればそれ以外には場所を必要とはしません。
一人暮らしやペットにあまりスペースを作れない人も飼うことができます。
毎日放鳥をしなければいけませんが、普段の生活スペースに数十分放すだけなので特別なスペースは必要ないんです。
初心者でも飼いやすい鳥は?
初めて鳥を飼う場合、どのような種類がいいのでしょうか?
鳥も他の動物と同様に種類によって大きさも性格も変わってきます。
ここでは鳥の大きさや性格などを見ながら、初心者に向いている鳥を紹介していきます。
文鳥
鳥のペットとして1番ポピュラーな種類です。
好奇心旺盛で、SNSでよく手乗りで見る鳥はこの文鳥です。
体長は14cm~17cmと小さめで飼育スペースをたくさん必要としません。
鳴き声もそこまでうるさくないので、マンションでも十分飼育できます。
セキセイインコ
見た目が華やかで、人懐こくおしゃべりが得意なので練習すればお話してくれる可能性があります。。
体長は18cm~23cmで文鳥と比べるとやや大きめです。
身体も丈夫で、寒暖差にも強いので、初心者に1番オススメの鳥です。
オカメインコ
頬のピンクからオカメインコと名前がついた愛らしい見た目の鳥です。
おっとりした性格で、飼い主に懐いたらなかなか離れてくれなくなってしまうようですが、初心者にも育てやすい種類のひとつです。
体長は30cm~35cmとやや大きめです。
飼う前に知っておきたいデメリット
ここまでは、鳥の魅力や個性についてお話してきました。
でもペットを飼うということは、命を預かることで容易く始められることではありません。
鳥を飼う上で、知っておかなければいけないデメリットを解説していきます。
毎日の放鳥と掃除
私たちは外に出て会社に行ったり、遊びに行ったりとずっと家の中にいるわけではありません。
それは鳥も同じでケージの中で一生過ごすわけではありません。
1日に数十分でもいいので、毎日放鳥してあげましょう。
また、エサ箱の掃除や水の交換も毎日してあげると、心なしか鳥も喜んでくれているように見えますよ。
たまのケージの掃除も忘れずに。
家中フンだらけ
毎日の放鳥は私たちの生活スペースで行うこととなります。
鳥は「いつでも飛べるようにできるだけ身体を軽く保つ」という野生の習性からトイレの場所を覚えることはあまりなく、どこでもします。
放鳥中にトイレすることももちろんありますので、家中にフンを巻き散らかされてしまうこともしばしば。。
鳴き声が大きい鳥も
種類によっては鳴き声が大きくマンションでは飼えない鳥もいます。
また、鳥のさえずりを聞きながら生活する予定が、常にお話していてリラックスできない。といった状況になることも考えられます。
意外とお金がかかる
生体価格が犬や猫に比べて安いので、エサ代なども費用は他のペットと比較するとあまりかからないとお伝えしました。
しかし、鳥との生活において欠かせないのが温度管理です。
アフリカや東南アジアがもとの生息域の鳥は寒さに弱い種類が多いので、日本の冬は鳥たちには寒いので、人がいない間も暖房器具をつけていなければいけません。
また他の動物とも同じですが、どこか身体が悪いときは動物病院に連れて行かなければならず、動物病院での治療費は数万円を超えることもざらです。
軽い気持ちで飼い始めて、こんなはずじゃなかった!
そんなことにならないためには、飼う前にデメリットも知識をもっていなければいけません。
小さな生き物とはいえ、私たちに人間と同じように生きていますので、そのようなことがないようにしたいですね。
まとめ
- ・鳥は生体価格が安いのと、注射などを打つ必要がないので初期費用はあまりかからないが暖房代がかかる。それでも犬や猫に比べたら維持費などが安い。
- ・種類やそれぞれの性格で変わってくるが、懐いてくれたら愛情表現は強め。
- ・1番ポピュラーで育てやすいのはセキセイインコで、文鳥やオカメインコも初心者向けなので育てやすい。
- ・放鳥や家中のフン掃除など、鳥を飼う前にデメリットも理解する必要がある。
あまり道具がいらないのと難しいことは何もしないので、鳥は初心者にも飼いやすいペットです。
ペットショップには色とりどりの鳥たちが待っていることでしょう。
鳥と一緒の人生を歩んでみてはいかがですか?
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