ペットロスの克服は焦らなくてもいいの?その理由や方法とは?
2020年12月1日
毎日毎日、涙が止まらない…
月日はどんどん過ぎ去るのに、私の心だけ取り残されて、ずっとあの日のまま…
そう、あの子がいなくなったあの日からずっと私の時計は止まってしまったままなのです。
大切に思うあまりに、悲しみが押し寄せ、「もっとこうしてあげればよかった」「もっとこうできたんじゃないか」と後悔の嵐。でも本当は自分でも分かっているんです。
もう前を向いて歩いていかないといけないことぐらい。ですが、そんな簡単にはいきませんよね…
そんな飼い主さんを苦しめる「ペットロス」。
理由を知ることで、あなたの気持ちを楽にしてくれることもあります。そんなあなたにペットロスの理由、そして克服法についてお話していきます。
お辛い気持ちは十分承知しております。あなたの背負う悲しみが少しでも軽くなることを心より願って。
目次
どうしてペットロスはあなたを追い込んでしまうの?
まずは、あなたにお話しておきたいことがあります。
あなたの今の悲しみは、異常なのものでもなんでもないということ。「ペットロス」の症状は人それぞれではありますが、悲しい気持ちの根本には、あなたのペットに対する愛情があるのです。
ですから今は焦らず、ゆっくり…
まずは理由を知ることから始め、少しずつ前を見つめていきましょう。
ペットへの依存が大きかった
ストレスが溜まり、心底疲れてしまった時にも心を癒やしてくれる存在であるペット。なにも言葉を発さなくても側にいてくれるだけで救われますよね。そんな自分を支えてくれた存在をなくし、これから一体なにを頼りに生きていけばいいのかと不安になるのは、自然なことなのです。
自分を責めている
いつも一緒にいたのに、大切なペットの病気に気付いてあげることができず、自分を責めている人が多いのです。その責任が自分にあると思い込み、悔やんでも悔やみきれない。ですが、そうやって悔やんでくれていることこそ、大切にされていた証拠でもあるのです。
突然の別れでお別れが言えなかった
朝、出掛ける前まではあんなに元気だったのにどうして…
ある日突然、ペットは命を落とすこともあるのです。家に帰ったらいつ通り、ギュッと抱きしめて、あの子の大好物のご飯を用意して、おもちゃで遊んで…
急なことなら尚更、心が受け入れるのには時間がかかります。
焦らなくてもいい!ペットロスの克服法について
どんなに毎日泣いても、叫んでも。もうあの日には戻れないし、あの子は返ってこない。ですが、心の中にペットはずっといますよ。今もそばであなたを見守ってくれているかもしれません。
少しずつでもいいのです。愛するペットに心配させないためにも、ペットロスの克服法を試してみましょう。
思いっきり泣く
もう十分に涙が枯れるまで泣いてきたことでしょう。我慢なんてしなくていいのです。別れを受け入れ、この悲しみにしっかり向き合って思いのまましっかり泣いた方が、立ち直りも早くなります。我慢すればするほど、立ち直りに時間がかかってしまいます。
誰かに話を聞いてもらう
つらいときや悲しい時にあなたの気持ちを理解してくれる人がいると、スッと肩の荷が下りることもあります。特に、あなたと同じような経験をしたことがある人なら、あなたの心の支えとなってくれることでしょう。
頑張らない
早く立ち直ろうと無理をするのは禁物。無理をすることは逆効果でしかありません。無理して忘れなくたっていいのです。立ち直るのは、「いつかは…」「きっと…」のあいまいでもいいんです。誰にもせかすことなんてできないですし、ゆっくりでいいんです。
ペットロスから抜け出して少し元気になってきたら
少し心に余裕ができて、元気になってきたらもう一歩踏み出してみましょう。つらいことばかりじゃありません。また見える世界も変わってきますよ。
ペットの遺品整理
大切なペットの遺品でも、全て残すとなると管理が大変ですよね。必要なものとそうでないもを整理しましょう。処分する際にはお寺で供養なども可能です。
もし、仮に遺品を処分したとしても、心の中の思い出は絶対に消えることはないのです。むしろ物があるより、深く心にペットが刻み込まれたようにも感じます。
心の中でちゃんとお別れをする
元気になるまでは、なかなかお別れなんて言えなかったですよね。ペットのお墓などの前でもいいのです。心の中でちゃんとお別れと、「ありがとう」を伝えましょう。前に向いて歩き出したあなたを見て、ペットは安心して、心から喜んでくれているはずです。
祭壇を作る
祭壇を作ることは、別れを受け入れるために重要な役割をします。その祭壇は、ペットの帰ってくる居場所であり、さみしかった飼い主さんの心の拠り所にもなるのです。
最後に
さまざまな克服法があるなかで、あなたに合った克服法は見つけられましたか?
「ペットロス」、それはあなたを追い込み苦しめるものである半面、あなたに愛されていたという証明でもあるのです。
それだけ苦しいのなら、きっとペットはとても幸せな毎日をあなたと過ごしていたに違いありません。ペットはいつだってあなたの笑顔を待っています。悲しい顔なんて見たくないのです。少しずつだっていいのです。
ゆっくりあなたらしくいれば、いつの日か「今までありがとう」って言える日がくるのだから。
大森ペット霊堂では、飼い主様のペットを大切に思う気持ちを一番に考えております。お別れしたペットは、他に代わりの居ない唯一無二の存在です。
飼い主様や、大切なペットがずっと心の中でしっかりと寄り添える、そんなお手伝いができればと考えております。
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