ペットの火葬はどうする?火葬から供養までの流れとは
2020年12月7日
大切なペットが亡くなった、もしくは残りの命が少ない場合考えるのが亡くなった後のこと。やはり大切な家族の一員です。ちゃんと最後までちゃんと見送ってあげたいですよね。
でもペットの葬儀ってどうしたらいいのかご存知ですか?今はペットでも人間とおなじようにお葬式をして供養まで行うことができるんです。
ペット葬儀をされた方は、みな葬儀を一区切りに再び前を向いたり、また納骨することでいつでも会いに来れる場所ができたとよく訪れる方がいます。ペットの葬儀はペットだけでなく飼い主であるあなたのためのものでもあるのです。
でもペットの葬儀って火葬から供養まで様々。満足する葬儀のためにも事前に色々知っておく必要があります。そこで今回はペットの火葬や供養についてお話したいと思います。
目次
ペットの火葬って人間と何が違うの?
葬儀と一言でいってもペット葬儀はどのようなものか知っていますか?ペットの葬儀とは一般的に火葬のことを言います。でも、亡くなってからから供養まで希望によって人間と同じ葬儀をあげることができるんです。
ペットの火葬とは
ペットの火葬とは、人間とおなじように火葬してお骨上げまですることができます。ただ火葬の方法は「合同」「個別」「立会」の3つがあり、それぞれにメリットデメリットがあります。
合同での火葬の場合は他のペットと合同で火葬を行う代わりに費用が安いというメリットがあります。ただし、お骨の返納ができないので、そのままこちらで納骨という形になります。費用はあまりかけたくないけど、ちゃんと弔って火葬してあげたいという方向けになります。
個別火葬の場合はこちらにすべて一任して行いますので、立会の必要がなく火葬からお骨上げまでこちらでさせていただだきます。個別に火葬してお骨も持って帰りたい、もしくは納骨を個別で行いたい場合に向いています。
立会葬儀の場合は火葬後に骨壺に骨を納めるお骨上げまでご家族にお願いしております。手厚く見送ってあげたいという希望の方によく選ばれております。
またご希望によっては火葬の前に祭壇を作ったり宗派に合わせてご就職や神父をお呼びしてお別れをすることができます。こちらはほぼ人間と同じ葬儀になります。
ペットの納骨・供養とは
火葬後に納骨を行います。納骨の方法も様々で、もちろんお骨を持って帰られることもできます。後々の供養のことを考えてこちらで納骨することもできます。納骨の種類としては
- ・個別納骨
- ・合同納骨
- ・海洋散骨
- ・樹木葬
などがあり、ご希望に応じて様々なプランがあります。そして納骨後の供養として大森ペット霊堂ではお預かりした大切なペットのために法要を行っております。
大森ペット霊堂では、ペットを飼っていらっしゃる住職をお呼びし供養をしていただきます。ペットに深い理解がある住職のため、住職の説法に涙をされる方もいらっしゃいます。
【合同回向法要(毎月2回)】
僧侶を招き、49日などの法要の際に合同で供養をあげることができます。もちろん参加することができますので、ぜひ法要の際はお越しください。
【個別法要】
こちらはご家族だけの法要となります。大森ペット霊堂で行いますが、ご希望によってはご自宅であげることもできます。各宗派に対応可能であり、ご家族でゆっくり読経を聞きながらペットを想い見送ってあげたい、という方に選ばれています。
【開眼供養】
新しく仏具やお位牌などを購入された際に行う供養になります。もちろん大森ペット霊堂でもご自宅でも行うことができます。
火葬から供養までの流れ
様々な方法があることが分かってもいざというときは何も考えられないもの。そんな時のためにどのような流れで行っていくのか事前に知っておくだけでも不安が少し軽減されます。
生前相談・お問い合わせ
まずは生前相談をおすすめします。亡くなってからはあわただしく冷静な判断ができないもの。生前に色々なプランを相談することができます。また亡くなった際にこちらまで連れて頂くまでのご遺体のケアの方法などもお伝えしております。
亡くなられたら家族でお別れを十分にしたあとご連絡ください。24時間受け付けております。ご連絡後にご家族でご遺体をお持ちいただくか、こちらよりお迎えに参る事もできます。
火葬
ご希望に応じて、祭壇をつくり葬儀を行ってから火葬を行います。時間が無い方はこちらで全て一任して行うことができます。
納骨・供養
お骨上げ間で行ってから、ご希望の方法にて納骨となります。ご自宅にお骨を持って帰ることももちろんできます。供養としては事前相談いただくことで、亡くなってからも49日や一周忌、三周忌など節目節目で供養を行うことが可能です。
ペットを火葬、供養するという考え
昔であれば、亡くなったら庭に埋めたり山に埋めたりということもありました。今は庭以外に埋めることは禁じられています。
大切なペットを自宅に迎えた時は想像もつかなかった「死」。でも必ずやってくるもの。そんな時に、家族と同じように時を過ごしてきたペットだからこそ、手厚く、そして葬儀の後も供養を行ってもらいたいのです。
供養まで考えれば、安い金額ではありません。でも、それはペットにも人間と同じように魂があり、その魂をあの世へ送ってあげる大切な儀式であるということはもちろんですが、あとは残された家族の為でもあります。
最近はペットロスという言葉もあるように、ペットの存在が家族の中でもとても大きいものであり、それゆえに亡くなった後の悲しみもとても大きいのです。なかなか立ち直れずに悲しみにくれるご家族を多くみてきました。
そんな時に最後まで手厚く見送ってあげたという思いは、ペットを亡くした後悔を軽くしてくれますし、供養はまた会えるという機会にもなります。
ペットはとても心配性なので、家族が元気でいないとなかなか成仏できないのです。だからこそ家族にも最後に少しでも笑顔でお別れをしていただきたい。そんな思いで葬儀から供養までお手伝いをさせていただいております。
まとめ
ペット葬儀とは一般的に火葬のことをさし、火葬の種類としては「合同」「個別」「立会」の3つがあります。
大切にしていたペットなので、ちゃんと火葬はしてあげたい。そんな時にどこに重点を置くかが大切です。金額なのか、時間なのか、手厚くしたいのか。
また納骨に関しても費用でも様々プランはありますし、海が大好きなペットちゃんなら散骨や、草木が大好きだったなら樹木葬もあります。
ペットの火葬から納骨となると、最初は今いちピンとこないかもしれませんが、ペットは大切な家族の一員。最後まできちんと弔ってあげることはもちろん、家族が悲しみを受け入れ前を向いていくための区切りや心のよりどころとなるのが葬儀だったり納骨となります。
大森ペット霊堂は、亡くなったあとも懐かしく立ち寄れる場所でありたい、納骨後も大切なペットをお預かりしているという責任をもち、ペットへの供養を続けてまいります。
大切なペットの火葬や供養でお悩みの際は一度ご相談ください。
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