ペットの永代供養はできる?ペット霊園でできることとは
2020年12月28日
楽しい思い出を共にしたペットが亡くなってしまうのは、とても悲しいことですよね。ペットが亡くなってしまった後もしっかりと供養したいという方が多いと思います。
仕事が忙しくてお墓参りなど供養が頻繁にできない場合や、近くに霊園がなく供養に行けない場合、亡くなったペットが寂しいのではと心配になりますよね。
近年、ペットの永代供養を利用する方が増えてきています。ペットの永代供養までの流れやペット霊園での永代供養の特徴を知っておくと、大切なペットが寂しくない方法で供養することができますよ。
目次
ペットの永代供養とは何か?
ペットの永代供養をするにあたって、永代供養の意味や、どのくらいの期間どんな場所で供養してもらえるのか知って納得しておきたいですね。
「永代供養」の意味とは
永代供養とは、お墓参りや納骨堂への法要などに行けないという方に代わって、霊園や墓地、お寺などが永代にわたって、ご遺骨の管理や供養をしてくれることです。
最近では、仕事で忙しくなかなかお参りに行けない方やご自身が高齢で頻繁に霊園に行けないという方も利用されています。永代供養をお願いしたら、自分はお参りに行けないというものではありません。行けるときには、飼い主の方がお参りに行ってあげると、ペットの子も安心できることでしょう。
ただし、永代とは言っても、一定の期間が過ぎると、他のペットと合祀されることもあるので、ペット霊園に確認してみると良いです。一定の期間が過ぎるとご遺骨が勝手に処分されるわけではないので、安心してください。
ペットの永代供養を行なってくれる場所とは
永代供養を行なってくれる場所は、ペット葬を行ってくれるペット霊園です。ペットのみで入るお墓や納骨堂が用意されている場合が多いです。お墓や納骨堂も個別のものから合同のものまでペット霊園によってプランが違います。
霊園によっては、飼い主とペットが同じお墓に入ることのできる場所もあります。
ペットの永代供養までの流れ
ペットが亡くなられると、悲しみでいっぱいだと思います。供養してあげられると、ペットの子が安らかに眠ったり、ご自身も安心できるので、永代供養までの流れを知っておきたいですね。
死後の手続きやご自宅で安置をする
ペットが犬であった場合には、お住まいの市区町村に死亡届を出す必要があります。ペットの火葬を行ってくれるのは、ペット霊園や自治体などです。希望の火葬場やペット霊園に連絡し、火葬や葬儀の日時やプランなどの手続きをする必要があります。
ご遺体の安置も供養への大切な一歩です。火葬までの間になるべくご遺体が痛まないように、対応してあげましょう。ご遺体の下にペットシーツなどを敷きます。そして、保冷剤などでご遺体を冷やすと良いです。このとき、保冷剤の結露などでご遺体が濡れてしまわないように、保冷剤にはキッチンペーパーなどを巻いておきましょう。
火葬と納骨を行う
ペットを火葬する場所に、ご遺体を連れて行ってあげます。ペット霊園によってはお迎えに来てくれるところもあります。そこで、火葬や葬儀を行います。
自治体の火葬では、合同のものがほとんどなので、ご自身で骨あげや納骨をすることができません。ペット霊園では、個別火葬から合同火葬まで様々なプランがあります。納骨も個別や合同のものや、ご自宅に持って帰って供養する方法があります。ご自身とペットの子に合う方法をペット霊園に相談してみてください。
ペット霊園での永代供養の特徴とは
ペット霊園での永代供養では、具体的にどのようなことを行なってくれるのでしょうか。永代供養をお任せするところなので、しっかりと知っておきたいですよね。
ペット霊園が供養してくれる
ペット霊園の永代供養では、お彼岸の法要や周忌法要、供養祭などをペット霊園が行ってくれます。これなら、ご自身が頻繁にお参りに行けなくても、供養してもらえるので、安心ですよね。
納骨堂の霊座の種類を選べる
霊座とは、ご遺骨を安置する場所のことです。ペット霊園に永代供養をお願いすると、納骨堂の霊座の種類を選ぶことができます。
霊座の種類は、個別や合同があります。個別納骨ですと、ガラス扉のものや個室、棚式などを選べます。大きさも大きい霊座から骨壷サイズの霊座まで、種類がたくさんあります。霊座の場所や雰囲気を見学可能なペット霊園もありますので、生前相談や葬儀などか落ち着いた後に決めるのも良いです。
個別納骨も合同納骨も、ペット霊園が開いている時間はいつでもお参りが可能となっている場合が多いです。
法要などにも参加できる
希望すれば、日時の案内をしてくれるペット霊園もありますので、ご自身の都合が良い時には参加してみると良いでしょう。飼い主が供養に参加してくれると、ペットの子も喜ぶことと思います。
まとめ
大切なペットが亡くなられた後、手続きや火葬、葬儀と忙しい時が流れます。その後の供養もしっかりしてあげたいですよね。都合によりなかなかお参りに行けないとう方も、永代供養であれば、安心してペットの子を供養してあげることができます。
永代供養はペット霊園で行ってくれます。定期的な法要や供養祭などを飼い主の代わりに行ってくれます。ペット霊園では、納骨する霊座の種類も豊富なので、ご自身とペットの子に合った場所を探すことができます。
大事な家族であるペットを悔いのないように見送ることができるように、永代供養という選択肢も良いですよ。
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