ペット葬儀をするのは心に区切りをつけるため?ペットロスを防ぐには
2021年2月3日
「ペットに葬儀は必要なのか」「ペット葬儀はどんなものなのかわからない」という方も多いことでしょう。最近では、ペットの葬儀ができるペット霊園が増えていますが、ペット葬儀の必要性がわからずそのままなんとなく火葬を行う場合もあるようです。
ペット葬儀は、大切なペットの子を送り出すという意味だけではなく、飼い主様にとっても大切な儀式となります。ペット葬儀をしないと飼い主様の心に区切りがつかずに、ペットロスになってしまうなんてこともあるのです。
ペットロスの現状を知ると、ペットの子が元気なうちから対策をとることができます。また、ペット葬儀をする意味や必要なものを知っておくと、心の準備が整いますよ。
目次
心の区切りをつけられないとペットロスになる?
ペットが亡くなった後になりやすいペットロスとは、ペットが亡くなったことによる悲しみのことです。原因や症状、ペットロスを防ぐ方法を知っておきましょう。
ペットロスの原因や症状
ペットに対する愛情が大きければ大きい程、ペットロスになりやすい傾向があります。一緒にいるのが当たり前だったのに、急に亡くなってしまうと悲しみが増すばかりですよね。また、「ペットの子にもう少ししてあげれば良かった」「幸せだったのだろうか」などと後悔することもペットロスの原因となります。
ペットロスの症状では、後悔や悲しみといった感情が表れます。ひどくなると、何事にも悲観的になったり食欲不振になったりと、うつに近い状態になります。数日で治まる方もいますが、何か月もペットロスが続くこともあります。
ペットロスを防ぐ方法とは
ペットが亡くなって悲しいという気持ちは無理に排除しなくても良いのです。しかし、あまり長引きすぎるのはご自身のためにもペットの子のためにも良くないですよね。ペットロスを防ぐ方法は次の3つがあります。
- ①ペットの終活をする
最近では、ペットの子が元気なうちから、終活をする方が増えてきています。ホームドクターを探したり、ペット霊園の生前相談などを使ってペットの子の最後を迎える方法を考えていきます。終活をすることで、ペットの子を見送るときに必要な費用を確認し、心の準備をしておくことができます。
- ➁ ペットとの思い出をたくさんつくる
ペットの子との思い出をたくさん作ると、「もっとしてあげたら良かった」という後悔が軽くなります。後で見て思い出せるように、写真をたくさん撮っておくのもおすすめです。写真を見返してご家族様で思い出を語り合うとペットロスが軽減します。自分を思い出してくれたとペットの子も喜ぶことに違いありません。
- ③ペット葬儀を行う
ペットロスを防ぐためには飼い主様の心に区切りをつけるのが大切です。ペット葬儀を行うと「心の区切りがついて前を向けそうだ」という方もいらっしゃいます。ペット葬儀やペットの火葬をしっかりと行うことで、ペットの子に感謝の気持ちを伝えて納得したお別れができるので、心の整理をするきっかけとなります。
ペット葬儀に必要なものについて
ペットの子も飼い主様も納得したペット葬儀をするためには、何を用意すればいいでしょうか。しっかりと心に区切りをつけられるペット葬儀にするために事前に準備しておきましょう。
ペット葬儀の際の服装や持ち物
ペット葬儀の際は人の葬儀とは違い、服装は飼い主様が良いと思う服装で問題ありません。心に区切りをつけるために喪服を着て行っても良いですし、一緒に散歩に行くときに着ていた服でもかまいません。持ち物についてもきちんとした決まりはありません。祈りを捧げるために数珠などを用意すると良いでしょう。また、読経を行ってもらったり、戒名をつけてもらったりする場合は、お布施の準備が必要です。
お供えするもの
ペット葬儀の際は、お供えものとしてお花やペットの子が好きだった食べ物があると良いでしょう。お花は棺や祭壇に彩ればペットの子に感謝や労いの気持ちを伝えることができます。天国でも好きなものを食べられるようにとお菓子などをお供えする方も多いですよ。
ペット葬儀は心に区切りをつけるために
ペット葬儀は亡くなったペットの子とのお別れのためですが、飼い主様の心に区切りをつけてペットロスを防ぐ意味もあります。ペット葬儀を行うことは、飼い主様やそのご家族が前向きになれるように導いてくれる供養方法でもあります。
ペットと飼い主様にとって最善の供養を行うことで後悔を残さずに済むのです。その際には、ペット霊園選びも重要です。参考になるのが、口コミです。実際に利用した方の意見はとても役に立ちます。知り合いの人から聞いた口コミでも良いでしょう。今はインターネットで様々なペット霊園の口コミを見ることができます。
ペット葬儀業者によっては、「言われていた金額以上の請求がきた」「遺骨が返還されなかった」などのトラブルがあります。大切なペットの子とのお別れにトラブルがあっては、飼い主様の心の区切りもつかないですよね。急いで自治体の火葬に出したり、移動火葬車にお願いして後悔したという方も多いのが事実。
ペット霊園では、飼い主様の都合などに合わせて立ち合い火葬や個別一任葬、合同火葬が選べます。散骨ができたり、僧侶を読んで読経を行う、祭壇をつくるなど様々なオプションプランが用意されています。生前相談をしてくれたり、24時間葬儀の相談にのってくれるペット霊園があります。ご自身の納得いく葬儀の形を探してみてください。
まとめ
ペット葬儀をすることは心に区切りをつけるきっかけになり、ペットロスを防ぐことができます。口コミなども参考に後悔しないペット霊園選び、ペットの子をしっかりと送り出してあげるげましょう。そうすることで、飼い主様の心に区切りがつきペットロスを防ぐことができますよ。
悲しいことに、営利主義や乱雑な業態のペット葬儀社や霊園が多く存在しています。亡くなってしまって気が動揺してる中で葬儀社や葬儀プラン取り決めてしまう際は注意が必要です。ペットがまだ生きてくれてる内に愛するペットの為に生前相談はとても重要となります。
飼い主様自身の為、ペットの終焉という大切な節目を無事に行う為に大森ペット霊堂では生前相談を推奨しております。生前相談は無料で随時承っておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。
🐶ペットの葬儀・生前相談をしたい方はこちら→大森ペット霊堂HP
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