柴犬は火葬するべき?亡くなってやるべきことや最適な供養方法とは
2021年2月13日
日本古来の犬として世界的にも大人気の柴犬。犬の長寿世界ギネス記録を持つほどの長寿犬といわれるものの、どんな動物でも必ず死は訪れます。
愛犬が亡くなって何をすればいいのか…。火葬や供養の方法などもわからないことだらけという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では柴犬が亡くなったら亡くなったらやるべきことや、最適な供養方法についてお話していきます。愛する柴犬の最期をしっかり見送ってあげたいとお考えの方は、どうぞ参考にしてみてください。
目次
柴犬が亡くなってまずやるべきこと
愛犬の柴犬が亡くなったら悲しさでいてもたってもいられないですよね…。しかし、長年連れ添ってきたペットの死ですから、しっかり弔ってあげたいと思う方も多いはず。柴犬が亡くなったらまずやるべきこととは、どういったことなのでしょうか。
死後硬直する前に体勢を整える
動物は亡くなってから数時間経つと死後硬直が始まります。犬の死後硬直は大体2~3時間後から始まるといわれています。その前に安置場所を決めて、柴犬の身体の体勢を整えてあげておく必要があります。
- 1. 棺に入れる
安置する場所は、柴犬の好きだった場所やマットなどがあれば準備し、ペット用の棺に入れてあげるのが理想です。しかし、そういった場所が準備できそうにない場合は、普段から使っていたゲージや段ボールに入れてあげるのもいいでしょう。
- 2. 膝を折りたたむ
死後硬直が進むと身体を動かすことが困難になるため、その前にひざなどを折りたたんであげてあげてください。もうすでに死後硬直が進んでいたら、関節部分をさすってあげると、動かしやすくなります。
また、その際に身体をきれいなタオルなどで拭いてあげると、菌が増殖するのを防ぐことができます。季節にもよりますが、供養までの数日間なら自宅での保管も可能になるでしょう。
ペットに最適な供養方法を考える
これまで日々をともにしてきた愛犬の柴犬ですから、最期も大切に弔ってあげたい想いの飼い主さまも多いと思います。今はペットも火葬ができる時代です。家族の一員として、人間と同じように愛犬もしっかり火葬をしてあげることがいいのではないのでしょうか。
また、事情があって時間的にも金銭的にもあまり手厚くできない飼い主さまにも、ニーズに合わせて火葬を執り行うことができます。供養の方法に「正解」はありません。ペットと飼い主さまにとって最適な供養方法をお選びいただくことが良い旅立ちに繋がることだといえるでしょう。
愛するペットの柴犬の火葬はしっかり行うべき
動物は死後、法律上は「廃棄物」という扱いになります。しかし、これまで大切な時間を一緒に過ごしてきた愛するペットの柴犬を「廃棄物」扱いしてゴミと一緒に燃やすなんて考えられません。天国でも幸せに過ごせるように火葬して供養してあげなければいけません。
柴犬の火葬を行うべき理由とは
柴犬の火葬を行う理由は大きく分けて2つあると考えられます。
しっかりと弔うため
愛犬の柴犬を火葬してあげることで、しっかりと柴犬を弔うことができます。天国に旅立つ柴犬も丁寧に見送られた方がきっと喜んでくれることでしょう。
飼い主さまの気持ちの整理をつけるため
愛する存在が突然亡くなったときの悲しみは簡単に癒えるものではありません。しかし、火葬を行い、供養してあげることで「しっかり見送ってあげた」と飼い主さまの気持ちの整理をすることもできます。
ペットに最適な火葬はどこでできる?
ペットの火葬を行える場所として挙げられる場所は、
- 自治体での火葬
- ペット霊園での火葬
です。
自治体での火葬は、亡くなったペットは「廃棄物」とみなされてしまいます。ペット霊園と比較すると、費用を抑えることはできますが、自治体によっては他のゴミと一緒の焼却炉で火葬する場所もあるようなので、ご自身のお住まいの自治体に確認をとる必要があります。
ペット霊園では、大小さまざまなペット専用の火葬炉があり、遺骨が残るようにペットの大きさに合わせて火葬炉を使い分けてくれる霊園もあります。丁寧に供養する個別火葬から合同火葬に至るまで火葬の種類も多数用意している霊園がほとんどです。
手厚く供養してあげたいのであれば、ペット霊園。少しでも時間や費用を抑えたいのなら自治体での火葬など、最適な火葬ができる場所は飼い主さまによって変わってきます。
しっかり供養すればペットロスを防ぐことも
最愛のペットを失い、その喪失感からペットロスになる飼い主が多いと言われています。その悲しみから精神疾患や心臓病等重い病状に悩まれている方もいらっしゃいます。しっかり供養することは、飼い主さまの気持ちの整理がつけられるとともに、ペットロスを防ぐことにも繋がるでしょう。
火葬後の柴犬の納骨はご自身のペースで
人間の火葬であれば、四十九日などの区切りで納骨を行う慣習があります。ペットを火葬したあとの納骨のタイミングは人間のように決められているのでしょうか。
納骨の要否や時期は人それぞれ
まず、ペットの場合は火葬した後に必ず納骨をしなければいけないという決まりはありません。遺骨を自宅に持ち帰り、自宅でそのまま安置される飼い主さまもいらっしゃいますし、ほとんどの飼い主さまが、気持ちが整理できたタイミングで納骨に来られます。
人間のように型にはまったことはないので、飼い主さまそれぞれの意思で納骨するかどうか、またそのタイミングも決めることができます。
アクセサリーの手元供養だとさみしくない
納骨して離れるのがつらいという方は、柴犬の爪や尻尾の先などをアクセサリーやカプセルに納めて手元供養する方法もあります。なかなか時間が作れずに納骨堂に会いに行けないような方は、いつでも一緒にいることができて、亡くなった柴犬も安心できるでしょう。
まとめ
愛するペットの柴犬が亡くなってしまったら、まずは今までの感謝の気持ちを込めて、身体をきれいに拭いて安置してあげましょう。人間と同じように大切に供養してあげたいという思いがあれば、火葬をお勧めします。
なぜならば、飼い主として最期をしっかり見送ることができることと、飼い主さまご自身の気持ちが整理できるからです。
愛するペットの柴犬の死はつらく悲しい出来事です。しかし、今までの感謝の気持ちをこめて、良いお別れができることを祈っています。
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