チワワの火葬はどうする?チワワの死因や最適な火葬・納骨の方法とは
2021年2月13日
近年のペットブームでペットを人間の家族と同様に捉え、亡くなったときも同じように供養したいと考える人が増えています。
愛するペットのチワワが亡くなった場合も、火葬が供養方法の1つとして挙げられるでしょう。身体の小さなチワワの火葬はどうしたらいいのでしょうか?
チワワの最適な火葬方法や火葬後の遺骨の取り扱い方、また火葬の費用についてまとめました。最愛のペットの旅立ちをしっかり見送りたいとお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
チワワの死因に突然死が多い理由とは
チワワの平均寿命は14.85歳といわれていて、他の犬種に比べると長寿です。しかし、犬全般の死亡原因は主に老衰・病死・事故死に対し、チワワは突然死で亡くなることが多いといわれています。
チワワが突然死する理由
突然死とはおおむね、具合が悪くなって24時間以内に亡くなることを指します。チワワは突然死で亡くなることが多いのです。チワワが突然死で亡くなる原因は、もともと心臓があまり強くないこと、先天性の脳の病を患っていることが多いことが挙げられます。
また、身体の小さなチワワは生活環境や気温の変化など、小さなきっかけから心臓や脳に負担がかかり、突然死してしまうケースもあるといわれています。
チワワの低血糖症は突然死に繋がる可能性も
チワワがかかりやすい病気として水頭症や膝蓋骨脱臼がありますが、これらは直接突然死に繋がることはあまりないでしょう。しかし、チワワがかかりやすい病気のひとつだと言われている低血糖症は、突然死に繋がるケースがあります。
身体が小さいチワワは、栄養を多く蓄えられません。とくに、腸や肝臓の機能が十分に発達していない子犬は、血糖を一定に保つ機能も未熟なため低血糖に陥りやすくなります。飼い主がいないところで低血糖になると、突然死する可能性もあるのです。
低血糖にならないためには、こまめにご飯をあげること、食欲不振や震えなどの症状が出たら病院に連れていくことが重要です。
チワワの火葬の最適な選び方
ペットの火葬も主流になりつつある現在、火葬方法もさまざまです。どう火葬すれば亡くなったチワワを気持ちよく天国に送ることができるのでしょうか。また、ペット火葬は飼い主の希望に合わせて選ぶこともできます。
チワワの火葬は2つの場所から選ぶ
火葬できる場所はおおむね2つに分けることができます。
1. 自治体
お住まいの自治体に火葬を依頼することができます。費用が抑えられる半面、自治体によっては他のゴミと同じ焼却炉で燃やしてしまう可能性もあります。自治体での火葬は、どのように火葬するのか事前に確認することをおすすめします。
2. ペット霊園
人間を火葬する葬祭でペットを火葬できる場所や、ペット専門のペット霊園もあります。ペット霊園はさまざまなペットを扱ってきた実績があり、わからないことを相談することができます。
しかしその半面、悪徳業者がいることも事実です。ペット霊園を選ぶときはホームページを吟味し、信頼できる火葬業者か見極める必要があります。ご家族ともしっかり相談し、ペットと飼い主に合った火葬場を選択しましょう。
火葬せず土葬で供養する方法も
愛犬のチワワを土葬で供養しようと考えている方もいるかもしれません。しかし、その際には注意が必要です。それは、埋葬する場所は私有地でなければいけないということ。また、土の中に深く掘って土葬しないと他の野生動物に掘り起こされてしまう危険性があるからなのです。
「ずっとそばにいてほしい」「慣れ親しんだ場所のほうが愛犬のチワワも安心するはず」というお考えの方は、爪や尻尾の毛などをカプセルやアクセサリーに納める手元供養という方法もあります。
しかし、どうしても土葬をしたい場合は一度火葬をしてから遺骨を土に埋める方法の方が無難といえるでしょう。
チワワの火葬方法の選択はペットに合わせて
自治体での火葬だと、他のペットと一緒に行う合同火葬が一般的。しかし、ペット霊園では、個別火葬と合同火葬から選ぶことができます。合同火葬は、費用を抑えることができますが、他のペットと一緒に火葬するため遺骨が返ることはありません。
個別火葬は、お骨上げから返骨まで行って人間と同じような火葬が行えます。寂しがりやのチワワなら他のペットと一緒に天国に行ける合同火葬、手厚く弔ってあげるのなら個別火葬とペットや飼い主の気持ちに合わせて選べます。慌てずじっくり相談して選んであげてくださいね。
チワワの火葬後の遺骨はどうしたらいい?
個別火葬の場合、ペット霊園から遺骨が渡されます。飼い主の手に返ってきた遺骨は、どこで供養してあげるのがいいのでしょうか。
チワワの火葬後の遺骨はちゃんと残る?
犬の中でも身体が小さなチワワですが、火葬後の遺骨はしっかり残ることが多いと言われています。しかし、何か病気を患っていた臓器は黒くなりやすく、一緒に火葬した物が原因で遺骨が黒くなってしまうこともありますので注意が必要です。
たとえば、ゴム製のもの・木製のおもちゃ・プラスチック・金属類などは黒煙が上がりやすいので、一緒に火葬しないように気をつけましょう。
火葬後は返骨・納骨どちらでも選べる
火葬後の遺骨は必ずしも納骨しなければいけないという決まりはありません。自宅に持ち帰って、ずっと自宅で保管されている方もいますし、時間が経ってからペット霊園に納骨しに行く方もいます。
大切なことは、愛犬のチワワとしっかりお別れをすることです。納骨を考えているけど、まだお別れしたくないという方は、気持ちの整理がついたタイミングでも納骨を行えます。ペット霊園では、他社で火葬した遺骨も一度返骨した遺骨もいつでも受け付けてくれます。
チワワの火葬後にかかる費用も重要
愛犬のチワワを火葬した後、納骨を検討されている方は、写真などを置ける個別納骨や他のペットと一緒の合同納骨など、いろいろな納骨方法を選択することができます。
供養することは、天国に行くチワワにとって大切なことです。しかし、ペット霊園で納骨する場合は、永代供養の料金や管理費など費用もかかってきます。予め、ペット霊園などで相談して備えておくことが大切です。
まとめ
愛犬のチワワの火葬についてまとめました。
- チワワは突然死が多い犬種
- 火葬は自治体かペット霊園で
- 人間と同じように弔いたいならペット霊園の個別火葬がおすすめ
- 事前に相談することで、最適な供養方法が見つけられる
楽しくて幸せな時間をくれた愛犬のチワワを最適な方法で弔ってあげてくださいね。
大森ペット霊園では、チワワが亡くなってからのことはもちろん、生前でも費用のことや火葬場、納骨などの相談や見学ができます。あらかじめペット霊園に相談しておくといざというときに慌てることなく最期を迎えることができますよ。
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