ペットの火葬はいつできる?後悔しないためにペット霊園に相談しよう
2021年3月7日
ペットが亡くなると、人間と同じように火葬を行う飼い主さんが増えています。ペットも家族同然なので,
後悔のない火葬を行いたいものです。
そんなペットの火葬はいつできるのか気になるところですよね。少しでも長く一緒にいたい気持ちと、早く火葬をして供養してあげたい気持ちの両方がありますよね。
今回は、ペットの火葬はいつできるのかどうかや、ペット霊園へ相談できることについても合わせて紹介していきます。
目次
ペットの火葬の前に死亡確認をしよう
ペットが亡くなると火葬をしますが、その前に死亡確認を行います。死亡確認をしたのに、犬が生き返ったという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。もしそんなことがあれば、確認する際にはかなり注意をしなければいけないですよね。
犬は死後硬直後に生き返ることがあるって本当?
犬は亡くなると、死後硬直をしますがペットが亡くなった後に生き返った!なんて話を聞いたことはないでしょうか。そんなことが実際に起こるのかどうか気になりますよね。もし、家族同然のペットが生き返ってくれたら、それほど嬉しいことはありません。
ペットが亡くなると、ただ眠っているだけのようで本当に亡くなっているのか信じられない、受け入れられないという気持ちになりますよね。しかし、犬が死後硬直後に生き返ることはまずありません。
ペットの死亡を確認する方法は、
- ・ペットのお腹の動き、鼻にティッシュをかざして呼吸しているか見る
- ・ペットの胸に手を当て心拍の確認
- ・ペットの目に光を当て瞳孔の動きを見る(亡くなっていると瞳孔に動きがない)
このようにして、ペットの死亡確認を行います。ただ、小動物のハムスター などは冬眠の可能性がありますの、さらに注意が必要です。犬や猫の場合、上記の確認方法で死亡確認ができます。
「生き返った!」と勘違いする理由は死後硬直が解けるため
ペットが亡くなると、早くて30分〜2時間ほどで死後硬直します。そして18時間ほど経つと、死後硬直が解けてきます。そのため、ペットが生き返ったと勘違いしてしまう飼い主さんもいるのです。
死後硬直は亡くなったため起こる現象なので、生き返った訳ではありません。死後硬直が解け、生き返ったと勘違いしないように、死後硬直が解けることを覚えておきましょう。
自己判断が不安な場合はペット死亡診断を
ペットが動物病院で亡くなった場合、病院で死亡確認をしてくれます。しかし、自宅で亡くなった場合は自らペットの死亡確認をしなくてはなりません。
自分で死亡確認をする際には、手順は合っているのか、本当に亡くなっているのか不安な場合もありますよね。気が動転していますし、もしかしたら生きているかもしれないと勘違いしまう場合もあります。
このように自分でペットの死亡確認をしても自信がない場合は、かかりつけの動物病院に問い合わせ、死亡確認してもらう方法もあります。また、ペット霊園で死亡確認してもらうことも可能なので、心配な場合は問い合わせてみましょう。
ペットの火葬はいつできる?
ペットの火葬は、亡くなった当日・翌日に行う飼い主さんが多い傾向にあります。ペットは亡くなると人間と同じように死後硬直が始まるので、まずは火葬に備えて安置する必要があります。
まずはペットを安置して火葬に備える
ペットが亡くなると火葬を行います。火葬に備えてペットを安置しておきましょう。
- ・丈夫な棺を用意
- ・ダンボールの底にペットシーツを敷く
- ・その上から毛布やタオルを敷く
- ・ペットを寝かせ、手足を丸めて目を閉じさせる
- ・保冷剤・ドライアイスをペットの胸・脇に当てる
- ・タオルをかける
ペットの安置方法が上記の通りです。最後にペットにタオルをかけてあげることで、身体を冷やす効果が持続します。また、ペットが亡くなって死後硬直が始まる前に安置してあげることで、手足が綺麗に丸まり、目もちゃんと閉じてあげることも可能です。
ペットが亡くなると、日が経つにつれてニオイが出て虫がよってきます。大きな個体ほど腐敗が早く、大型犬の場合は長く安置するのは厳しいです。夏場の場合は当日・翌日に火葬をしてあげることがベストです。長くても二日以内と考えておきましょう。
さらに、冬場の場合は最長で亡くなってから3〜4日後に火葬することもありますが、大型犬の場合はニオイが出てきやすいので2日ほどの安置となります。しかし、小型犬・小動物・猫の場合は例外で時間をかけてお別れすることが可能です。
ペットの火葬は当日にできる場合もある
ペットの火葬は当日に行うことができるのか?できるだけ綺麗な状態で火葬してあげたいと考える飼い主さんもいらっしゃいます。結論から先にお伝えしますと、ペットの火葬は当日でも可能です。
しかし、亡くなった時間帯や火葬業者、火葬方法によっては当日の火葬が難しい場合もあるので、ペット霊園に事前に問い合わせて予約状況を確認する必要があります。
ペット火葬はペット霊園に相談をしよう
ペットが亡くなると、当日・翌日に火葬をする方が多いので、ペット霊園に問い合わせて予約状況や空き状況の確認をとる必要があります。ペットの状態を伝え、火葬をいつ行うのがいいか相談に乗ってもらうことも可能です。
また、ペットが亡くなったら安置方法や火葬までの流れ、納骨についてもペット霊園で相談ができます。ペット霊園にはさまざまな葬儀方法があるので、飼い主様のご希望に合わせて選べます。
火葬から納骨までずっと見届けることができる立ち合い火葬や、他のペットと一緒に火葬を行う合同葬儀、スタッフに個別で一任できる葬儀方法、オンラインでの葬儀方法もあります。オンライン葬儀では、遠方で葬儀に参加したくてもできないご家族様もペットと悔いなくお別れを行うことができますよ。
このように、ペットの火葬方法はさまざまなので、飼い主様自身でどう選べばいいのか悩まれる場合は、ペット霊園に相談しましょう。さらに、事前に生前相談をすることで、死期が近づいてきたペットの看取り方も相談することもできます。愛するペットと飼い主様にとって後悔のない火葬を一緒に考えてもらうこともできますよ。
まとめ
ペットの火葬はいつがいいのかご紹介しました。多くの場合、亡くなった当日または翌日に火葬をする飼い主さんが多いです。
とはいえ少しでも長く一緒にいたい場合、冬場ならゆっくりお別れをすることができます。
火葬までの流れについてや、ペット霊園によっては生前相談ができるところもありますので、後悔のないお別れができるようにぜひ相談してみてくださいね。
最新記事 by 大森ペット霊堂 (全て見る)
- トイプードルとの最期の時を優しく迎える【愛するペットの終活】 - 2024年11月9日
- 珍しい生き物グリーンボアとその火葬の文化的意義を紐解く - 2024年11月8日
- イモリを心を込めて最期まで大切に。火葬とお別れの儀式ガイド - 2024年11月3日