チワワの納骨はどうする?納骨の流れとチワワの供養の費用相場とは
2021年3月15日
家族の一員である愛犬が亡くなってしまったら悔いのないお別れをしたいものですよね。
最近では、犬も人間さながらに火葬・納骨を行うのが主流になりました。しかし、どのように納骨が行われるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は人気の高いチワワに焦点を当て、その納骨について紹介します。
目次
チワワの納骨の流れとは
チワワが亡くなってしまってから納骨に至るまで、どのような流れで進行するのか紹介します。さまざまなパターンが考えられるのでケース別に見ていきましょう。
まずは火葬を執り行う
納骨を行うためにはまずは、火葬をしなくてはいけませんよね。
ペット火葬には、
- ・合同火葬
- ・訪問火葬
- ・個別火葬
の3種類があります。
合同火葬は他の家のペットと一緒に火葬され、他の家のペットとお骨が混じった状態で納骨が行われます。また、訪問火葬は、車内で火葬ができる特殊な車両がご自宅まで来てくれて、その場で火葬ができます。
さらに、個別火葬は一任個別火葬・立会個別火葬に分けられます。一任個別火葬では、個別に火葬ができますが、家族は立ち会うことはできません。一方、お骨上げやお別れセレモニーなど全ての過程に家族が立ち会えるのが立会個別火葬です。
納骨する場合の2つの方法
納骨する場合には、火葬後すぐに納骨・火葬後一旦自宅に持ち帰るの2つの方法があります。
火葬後すぐに納骨する方法
火葬が終わった後、その場ですぐに納骨することが可能です。ペット霊園で葬儀を行ってから合同墓、または納骨堂に納めることができます。
もし、お墓をどうするか未定の場合や納骨方法を迷っている場合には、ひとまず納骨堂に安置する人もいらっしゃいます。また、火葬した場所と無関係の霊園であっても納骨はできるので気軽に相談することもできますよ。
火葬後一旦家に持ち帰る方法
火葬が終わり、一旦自宅にご遺骨を持ち帰るという選択もあります。また、自宅に持ち帰ってしばらく時間を置いてからでも、合同墓・納骨堂への納骨は可能です。じっくり納骨方法を検討したい方、まだご遺骨を手元に置いておきたい方におすすめです。
もし、時間を経てから納骨したいと思い立った場合は、命日や記念日などに合わせて納骨を行うのがいいタイミングでもあるといえます。
しかし、飼い主様のなかには、ずっとご遺骨を自宅で持ち続ける人もいます。納骨の方法には、特に決まりはないので、飼い主さんの自由で問題はありません。
チワワの納骨方法の種類
チワワの納骨の方法には、種類がいくつかあります。絶対にこうしなくてはいけないというものはないので、どの方法が合っているか検討してみてください。
ペット霊園の合同墓に納骨
合同墓には、大きな供養塔があって他の家族のペットのご遺骨と合同で納骨されます。
他のペットのご遺骨と混じっているので、後から個別に取り出すのは不可能なので注意が必要です。お盆などの節目には合同供養祭が行われます。
納骨堂に納骨する
ご遺骨を屋内の施設で安置させてくれる納骨堂。そのほとんどが年間契約となっているため、お墓を決めるまでの間だけ、納骨方法を考えるための期間だけというように一時的な利用をする方もいらっしゃいます。
ペット毎に棚があり、そこに骨壷ごと納骨するという個別タイプがあります。
自然に還す方法
海洋散骨・樹木葬など、自然に還えることを願った納骨方法もあります。海の特定の場所に散骨し、献花するのが海洋散骨。海やプールが好きだった子にもおすすめです。
また、お墓の墓石の代わって、樹木・お花などの植物を植えてその下に納骨するというのが樹木葬です。これもまた、お花や自然が好きだった子によく行われます。業者によっては行われていないことも多いので、プランを確認してみてくださいね。
チワワの供養の費用はどのくらいかかる?
チワワの火葬・納骨にはさまざまなパターンがありましたが、やはり費用も気になるところですよね。パターンを組み替えるだけで、費用が一気に変わるので慎重に確認しましょう。
チワワの火葬にかかる費用
ペット火葬はその種類によって費用が変わります。またどの種類の火葬でも、体の大きさによって費用に差が生まれます。チワワの場合は超小型に分類されることが多いため、ここで紹介するのは超小型での金額になります。
まずは、一番費用を抑えられる合同火葬は、1万5千円程度です。訪問火葬は、1万8千円。一任個別火葬では、2万円。一番高い立会個別火葬は、2万5千円程度です。
超小型の分類でしたが、業者によって大きめなチワワだと小型にされることもあるので注意しましょう。
チワワの納骨にかかる費用
チワワの納骨にかかる費用を合同墓・納骨堂に分けて紹介します。
合同墓にかかる費用
合同墓の場合は基本的には、納骨時の永代供養費のみの支払いのことが多いです。その費用もかなり抑えられ、1万円以内でお願いできるところがほとんどです。
また、管理費・維持費等も基本的には無料で、供養はしてあげたいけれど費用を抑えたい方に最適です。
納骨堂にかかる費用
納骨堂は、ほとんどが年間契約のため年額という形で費用がかかります。さらに、棚の仕様によって金額に差が出ます。
その内容は、棚の内のスペース一角が提供されて、個別棚タイプの年額相場は、1万5千円程度。同じ個別タイプでも遺影を置く場所と骨壷収容部の2段構造になっている個別仏壇タイプになると年間数十万円にもなる場合もあります。
まとめ
- ・火葬後すぐに納骨ができる。一旦家に持ち帰っても同様に納骨可
- ・ペット霊園の合同墓・納骨堂に納骨するのが一般的
- ・火葬は1・2万で収まる。納骨堂は仕様によって費用が大きく変わる
家族の一員として出来る限りの愛情こもった納骨をしてあげられるのが理想ですね。何を重視したいかお金の掛けどころを慎重に検討してみましょう。
ただ、チワワの場合は体が小さいため費用を抑えることができます。仮に、超大型犬ともなると倍の金額になることも多いので、チワワならその浮いた費用分、供養方法を細部にまでこだわれるかもしれませんね。
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