うさぎの火葬時間はどのくらいかかる?火葬後の納骨方法まで解説
2021年3月18日
うさぎはぴょんぴょん跳ねてとても愛らしく、散歩の必要も無いのでとても飼いやすいペットですよね。そんなかわいい大切なペットのうさぎが亡くなったときに、死後の供養方法はどうしようかと迷いますよね。
そのなかでも、火葬時間はどのくらいかかるのか、火葬までの流れも気になるところ。
最近では、人間と同じようにうさぎも葬儀・火葬を行い、しっかり納骨まで行う飼い主様が増えています。今回は、うさぎの火葬時間や火葬後の納骨方法についてご紹介します。
目次
うさぎの死後にまずやるべきこと
家族のように一緒に過ごしてきたうさぎが亡くなったら、死亡確認をして火葬に備えて正く安置しておかなければいけません。うさぎの死亡確認方法や安置方法をご紹介します。
うさぎの死亡確認を行う
うさぎが息を引き取ったら、まず最初に死亡確認を行う必要があります。うさぎが動物病院で亡くなった場合は、獣医が死亡確認を行ってくれますが、自宅で亡くなった場は飼い主様自身で死亡確認を行います。
確認方法はこちらです。
- ・心拍の確認
- ・呼吸の確認
- ・目に光を当てて瞳孔に動きがないか確認
うさぎの心拍は、1分間で150回〜300回です。わかりにくい場合は、うさぎの胸に手を添えて確認しましょう。もし、呼吸の確認の際にわかりにくい場合は、ティッシュを鼻先に当てると、呼吸がある場合にはティッシュが動きますので試してみてください。
しかし、それでもうさぎの死亡確認に不安がある時は、かかりつけの動物病院に死亡確認を行ってもらうといいでしょう。
うさぎの安置方法ついて
うさぎの死亡確認後、葬儀までは安置を行う必要があります。
うさぎの安置方法は、
- ・棺を用意
- ・底にタオルを敷く
- ・うさぎを寝かる
- ・保冷剤を3つほど置く
- ・タオルをうさぎにかける
うさぎは亡くなると、死後硬直が始まります。身体が小さいうさぎは30分ほどで硬直しますので、亡くなったらすぐにうさぎの目・口を閉じてあげましょう。そして、足や手も曲げた状態に整えて棺に寝かせてあげましょう。
また、うさぎの安置場所は、陽の当たらない場所に置いてください。夏の場合は冷房の効いたお部屋で安置し、冬場も暖房が効いた部屋は腐敗が進むので気を付けましょう。
うさぎの葬儀方法を考える
うさぎが亡くなったら、葬儀方法を考えなければいけません。
うさぎの葬儀方法は、
- ・立ち合い葬儀
- ・合同葬儀
- ・個別一任葬儀
が一般的です。
うさぎの立ち合い葬儀は、人間と同じように火葬場まで立ち会い、お骨上げまで行うことができます。また、合同葬儀は、他のペットちゃんたちと一緒に火葬を行う葬儀方法です。さらに、個別一任葬儀は、うさぎを個別で葬儀し、納骨までペット霊園のスタッフが代理で行ってくれます。
また、ペット霊園によっては海に散骨を行ってくれるプランもありますし、樹木葬ができる場所もあります。
うさぎの火葬はできる?火葬時間は?
うさぎの火葬は近年一般的になっており、家族の一員として葬儀を行うことができます。小さな身体のうさぎもペットとしてメジャーな犬・猫などと同じように、葬儀・火葬・納骨まで飼い主様に合わせた供養方法を選択できます。
また、うさぎの火葬時間は、約30分ほどになります。冷却時間を入れても1時間ほどになることが多いです。
ペットの火葬時間はペットの大きさや状態により変動します。ただ、うさぎは身体が小さいので火葬時間も大型犬のような大きなペットに比べると長くはありません。
うさぎの火葬後の納骨方法について
うさぎの火葬後、納骨方法を決めなければいけません。うさぎの納骨方法もさまざまあり、うさぎと飼い主様にとって良い方法を選択してくださいね。
ペット霊園の納骨堂へ納める
うさぎの火葬後、ペット霊園の納骨堂へ納めるのことが一般的です。納骨堂はペット霊園内にあり、棚やロッカーのようになっているため個別で骨壺ごと納めることができます。
室内に納めるので、雨や風の影響も防げますし、いつでもお参りできます。
うさぎを納骨堂へ納骨する場合、「個別納骨」と「合同納骨」が選べる場合が多く、個別納骨は骨壺のまま個別に管理してもらえます。
合同納骨の場合は、他のペットちゃんと一緒に納骨し、土に還すまで一貫してペット霊園に行ってもらえる納骨方法です。お参りは、合同墓地になります。
手元供養する
うさぎの火葬後は、骨壺を持ち帰り四十九日まで手元供養をする飼い主様もいらっしゃいます。ペット用のミニ仏壇を購入し、毎日手を合わせて供養を行います。
また、四十九日のタイミングでペット霊園の納骨堂にうさぎを納め、遺骨を少し取り出して遺骨ペンダントや遺骨リングを作って身に着ける飼い主様もいらっしゃいます。
納骨堂で供養してペットと離れるのが寂しいという飼い主様には、うさぎの遺骨を使用したアクセサリーを身に付けることでいつも一緒にいることもできます。
自然に還す納骨方法(埋葬・散骨)
うさぎを埋葬し、自然に還してあげることもできます。ただ、埋葬する場所は私有地である必要があります。さらに、埋葬する際には必ず火葬後に行うことをおすすめいたします。
異臭でご近所トラブルになる可能性もあるので気を付けましょう。また、埋葬ではなくうさぎの火葬後に、散骨を行う飼い主様もいらっしゃいます。
海に散骨したり、樹木葬を行うことで自然に還す納骨方法です。自然に還して供養したい飼い主様は、ペット霊園等でも行っている場合もありますのでお問い合わせください。
まとめ
うさぎの葬儀方法はさまざまあります。大森ペット霊堂では、生前相談もできます。家族で話し合い、どのような葬儀にしたいか気軽に相談してみてくださいね。
うさぎが亡くなると気が動転して、急いで葬儀を決めたため後から後悔してしまう飼い主様も少なくありません。うさぎが元気なうちに、悔いのない葬儀方法を相談しておくといいでしょう。
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