犬の火葬の時間はどのぐらい?供養にかかる時間について徹底解説
2021年3月18日
犬・猫はペットでもメジャーで、たくさんのご家族さまが飼われていますよね。小さい犬種から超大型犬など、一口に犬といってもさまざまな犬種があります。
大切なペットに火葬を行いしっかり供養してあげたいと思う反面、どのぐらい時間がかかるのか気になりますよね。
この記事では、犬の火葬の供養に関わる時間を詳しく解説しています。時間がない方もしっかり供養できるプランもありますので、ぜひご参考にしてください。
目次
犬の火葬までの時間はどのぐらいかかる?
火葬の時間も気になりますが、火葬までにかかる時間も気になりますよね。ペットの犬が死亡してから火葬をするまでには、どのぐらいの時間がかかるのでしょうか。
安置後は2~4日以内が目安
火葬までに、安置する時間が発生する場合があります。当日に火葬をする方もいらっしゃれば、予定が合わず数日間自宅に安置される方もいらっしゃいます。
しっかり安置を行ってあげれば、夏場なら2日~3日、冬場なら3日~4日の安置が可能です。
安置は、死後硬直が始まる前に行いましょう。安置方法も合わせて紹介しておきます。
- 1. 身体を拭く
- 2. 必要に応じて口・耳・肛門などにガーゼをあてる
- 3. ペットシーツを棺の底に敷く
- 4. 前・後ろ脚を曲げて棺に入れる
- 5. 脇・お腹あたりにドライアイス(保冷剤)を置く
ご遺体の安置は、場所も重要です。夏場はどうしても部屋が高温になりやすく、ご遺体の傷みやすくなりますので、クーラーが効いた部屋で安置してあげましょう。
また、上記の安置を行う時間自体はさほどかからないでしょう。しかし、ご遺体のぬくもりが残る最後の時間となります。ペットが寂しくないように、なるべく長い時間側にいてあげましょう。
犬の火葬は当日や24時間以内にできる
犬だけに限らず、ペットは突然亡くなることもあります。その際に、なるべく早く火葬をしてあげたいと思う方もいるかと思います。同日ないし、24時間以内に火葬ができるのか気になりますよね。
火葬業者によって違いもありますが、当日火葬を受け付けている場所も多く存在します。また、遅い時間に亡くなってなるべく早く火葬をして欲しい方のために時間を合わせてくれる火葬業者も。
ただ、火葬業者を時間だけで選ぶことは、避けた方がいいでしょう。なぜなら、時間だけにこだわると、飼い主様とペットにとっての最適な供養ができないまま最後を迎え、後悔している方もたくさんいらっしゃるからです。
後悔しないためにまずは、気になる火葬業者に問い合わせてみましょう。飼い主様に合わせた最適な方法を提案してくれますよ。
犬の火葬時間は大きさで決まる
犬の火葬時間は、どのくらいなのでしょうか。犬は種類によって大きさがさまざまで、その大きさでも火葬時間は変化します。ただ、あまりに早い火葬時間には裏がある可能性もあるので注意が必要です。
犬の大きさによって火葬時間は変わる
犬は大きく4種類の大きさに分けられます。大きさ別の時間は以下の通りです。
- ・小型犬:~1時間
- ・中型犬:~1時間半
- ・大型犬:~2時間
- ・超大型犬:~3時間
同じ犬でも小型犬と超大型犬だと2時間の差があることも。もし、飼っている犬が超大型犬の場合は火葬時間に余裕を持っておいた方がよさそうです。
あまりに早い火葬時間だと注意
あまり考えたくはないのですが、火葬業者によっては利益目的でしかペットを見ていない火葬業者もあります。
その場合は、いかに短時間で火葬を終えるかが重要になります。短時間で火葬してしっかり焼ききれていない場合や、早く焼き切るためかなり高温で焼いて骨がきれいに残らない場合もあります。
遺骨のことまでしっかり考えてくれている火葬業者では、火葬中も火葬の状況を常に確認し、時間をかけて火葬してくれますよ。
犬の大きさ以外でも供養にかかる時間は変わる
火葬時間はペットの大きさが大きく関与します。しかし、それ以外にもかかる時間はあります。移動時間や火葬のプランによっても時間は変化します。
火葬が終わるまでの考慮すべき時間は?
まずは、安置後から骨上げまでの流れを紹介します。
- ・移動時間(自宅から火葬場まで)
- ・葬儀
- ・骨上げ(立会火葬のみ)
火葬だけでなく、移動時間やお経を読んでもらう葬儀など時間はかかります。また、火葬方法の選ぶ種類によっても時間も変わるので、以下ご参考にしてみてください。
選ぶ火葬プランによっても違う
火葬は選ぶプランによっても時間が大きく変わります。
合同火葬|他のペットと一緒に火葬する方法
合同火葬は、飼い主様が火葬に立ち会わず、ペットの引き渡しのみです。火葬後のご遺骨の返却はなく、ペットの体重を確認し、引き渡し・支払いをするだけなので早ければ30分~1時間以内には収まるでしょう。
一任火葬|個別火葬でスタッフにお任せする方法
一任個別火葬は、ペットの骨は個別に火葬されますが、スタッフの代行により行われます。合同火葬と同様に、飼い主様はペットの引き渡しを行います。
火葬業者によっては、全ての火葬プランにお見送りの葬儀が行える場合もあるので、その場合は、ペットに手を合わすことも可能です。
ご遺体の引き渡しと見送りの時間がある場合は、1時間程度みておきましょう。
また、時間がなくて見送りができない場合には、ご遺体の引き渡しのみで、時間を短縮することもできます。また、個別火葬ですので、火葬後のご遺骨の受け取る時間も必要です。
立会火葬|個別火葬で葬儀から骨上げまで飼い主様が立ち会う方法
立会火葬では、飼い主様が火葬場へ行き、葬儀や納骨まで全て立ち会います。飼い主様は火葬が終わるまで、火葬場で待つ必要があります。
また、読経を行う葬儀があり、火葬時間に追加で1時間ぐらいみておきましょう。さらに、火葬後すぐに納骨する場合には、さらに火葬時間に追加して、トータルで1時間~2時間ぐらいはみておいた方がいいでしょう。
立会火葬は人間の葬儀さながらで執り行うことができます。その分、時間がかかるので時間に余裕をもっておきましょう。
まとめ
ペットの犬の火葬の時間は、犬の大きさ・火葬プランによって大きく変わります。忙しい方でも、プランの選び方でなるべく時間をかけずに、大切なペットを供養してあげることも可能です。
また、人間の葬儀さながらにしっかり見送ってあげたい飼い主様にはペット霊園での「立会火葬」がおすすめです。
時間も大切ですが、後悔のないようさまざまな供養方法のなかから飼い主様に最適な方法を見付けてくださいね。
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