STUFF VOICE
スタッフの声
須甲 ⿇⾥名(スコウ マリナ)⻑野県出⾝
所有資格:プロジェクトワイルドエデュケーター
2015年 飯⽥⾵越⾼等学校卒業
2017 年 ⼤阪ECO 動物海洋専⾨学校エコ・コミュニケーション科動物園・動物飼育専攻卒業
⾼校時代は⼸道部に所属しており副部⻑を務め、北信越⼤会で3 位の成績をおさめる。⼤学では動物の勉学に準じ、どの動物業界でも活躍できるよう動物全般の勉強を⾏い、座学から飼育飼養実習を⽇々取り組んでいた。専⾨学校卒業後、栃⽊県にある⾃然体験施設に勤め、⼦供達に動物や⾃然と触れ合うことによる介在教育をする先⽣として活動を⾏う。様々な動物の勉学に励んできたが、亡くなった動物に対しての勉学は⼀切触れてきたことがなく、⾃分でもペットを亡くした経験から、しっかりとした知識をつけたいという思いを持ち、⼤森ペット霊堂へ⼊社する。
- なぜペットの⽕葬を仕事にしているのか?
- 家族の為だけでなく、亡くなったペットにも重きを置いている会社だから。
- ⼤森ペット霊堂の好きなところ
- どんなスタッフが対応しても後悔のないお⾒送りができるところ。
■ インタビュー
- 須甲さんにとって、⼤森ペット霊堂のスタッフでいることの覚悟について教えてください。
- 悲しみで溢れている飼い主様の気持ちを汲み取って、最後は笑顔になれるようなお⾒送りをしようと、飼い主様と同じ⽴場でペットちゃんにことを考えてあげることが⼤森ペット霊堂のスタッフには必要だと思っています。
- 須甲さんは葬儀や⽕葬の担当になった時、どんな気持ちで家族に接していますか?
- その家族がペットちゃんに対して何をしてあげたいのかを考え、その家族だけのお⾒送りの仕⽅を提案できることを念頭に考えております。また家族とペットちゃんが⼀緒に過ごしてきた年⽉を、私が担当する葬儀の短い時間でどれだけ共感することができるのか、幸せに過ごした暮らしを私がしっかりと知った上で、お体を預かりたいと願っています。
- 今までの担当した家族の中で、⼼に残っている葬儀はありますか?
- トイプードルちゃんのご葬儀でした。受付をする前のご案内では普通に振る舞っていたご家族様でしたが、受付でお名前を書き出した途端、お⺟様が泣き崩れてしまいました。後から聞くと、⼀番可愛がっていたのがお⺟様だということもあり、終始お別れの時間もずっとプードルちゃんを抱きしめていらっしゃいました。
お⺟様が泣き⽌み、我に返ったように「すみませんでした。」と恥ずかしがりながらお声がけをいただけましたが、全く恥じることなく気の済むまで⼀緒に過ごしてあげてくださいと説明をすると、とても安堵についてくださったお⺟様のお顔を今でも覚えています。ペットを亡くされた⽅は、とても⾟い表情を隠す⽅が多くいらっしゃいますが、私たちは動物が⼤好きですし、同じようにお気持ちを共感したいと思っていますので、多くの皆様に、ペットが亡くなったことで、悲しみを恥じないで欲しいということを伝えていきたい。と感じさせていただいたご葬儀でした。 - 悲しみを隠す家族様は多くいらっしゃるのですか?
- はじめは笑顔を振る舞ってお越しいただく飼い主様が多いです。ですが、お別れの時間が迫ると、感極まり泣き出す⽅もいらっしゃいますし、涙を堪える⽅もいらっしゃいます。私はそのような飼い主様へ、隠さずに思い切り泣いていただきたいです。思い切り感情を出していただくことが後悔の残らないことだと思っておりますし、それこそ私たちが伝えなければいけないことです。
- 後悔のないお⾒送りをしたい気持ちが伝わってきます。ちなみに須甲さんは休みの⽇、何をしていますか?
- 最近、お花屋さんに⾏くことが多いです。きっかけはペットの葬儀に花を添えることを⾒ることからです。飼い主様からも「どんなお花を添えればいい?」という質問が多くあり、花の種類をもっと覚えたいという思いから、⾊んなお花屋さんに出向くことがマイブームです。それを機に花が好きになり、今では紫⾊の花ばかり⾒るようになりました。
- お花が好きなんて素敵です。最後になりますが、ペットを亡くされた飼い主様へ、葬儀を多く対応している須甲さんから⼀⾔いただけますか?
- ⼤切な家族を亡くすということは誰でも⾟いことです。昨年私も愛猫を亡くしました。保護猫ということもあり、⻑い⽣涯ではないことは覚悟していましたが、体が冷たくなり亡くなったことを確認した時のことは今でも忘れられず、思い出すと⾟い気持ちになります。その時に私の周りの仲間達が「クロちゃんは本当に須甲さんの⾃宅に⾏って幸せだったよ。」と励まし、愛猫のことを讃えてくれ、そのことが今の私の⽀えであります。
私はその仲間のように、家族皆様のペットちゃんのことを讃えて、励ませられる存在でいたいと思っています。
須甲が担当してくれてよかったと思ってくださるように、これからも皆様に必要とされる⼤森ペット霊堂のスタッフでおりますので、なんでも頼ってください。